=祖母のコト
先日、他界した。
98歳でした。
もちろん、悲しいコトであり、残念なんですが、何より大往生で素晴らしいと思いました。
100歳の大台に乗るのでは、、、と思ってましたが、残念でした。
ただ、晩年は大腿骨の骨折から、ベットの上での生活となり、肺炎をこじらせ一時は危篤でひたが、持ち直し 最後は脳梗塞から寝たきりになり、そのまま、、、でした。
お見舞いに行けずに、骸になった姿を見るだけとなりました。
他界した日、本来なら朝から出張のはずが、変則的に午後から出張になり、そのタイミングで午前中に火葬前に会えました。
これも、何かの思し召しかな、、、
菩提寺は東京にあるため、火葬を大阪で執り行ない、本葬は来月に東京でやります。
祖母の旦那である祖父は、35年前に他界した。その後、1人で東京で10年過ごし、大阪に呼んでから20年余り、、、。
特に大阪の観光地に行くコトもなく、友人を作るコトもなく、自宅で過ごしてました。
体調を崩してからは、介護施設のあるマンションへ入り、24時間体制で見守られていました。
何を思い、何を楽しみに、生きていたんだろう。
テレビはついていたが、テレビの番組が話題になるコトはなかった。
旦那を失ってからは、あまり外とのコミュニケーションをとるコトはなかったように見えた。
年齢があがるにつれ、過ごし痴呆もでてきてからは、昔話しかしなくなっていった。
それも、正気だったったのか?誰もわからない。
こちらは、ただ見守るだけ の時間を過ごしてた。
大阪に呼んでからの約25年。
私の父であり、祖母の息子である、父は良く面倒見ていたと思う。
父が現役で働いている時も、土日や緊急時には対応していたし、現役を退いてからも色々とやっていた。単身赴任もできないくらい、何もできず、片付けもできなかった父が。
いくら自身の母とはいえ、、ね。
自分でもわかる。
我が子は可愛くて仕方がないが、親にはその感情はなく、そうなった場合は仕方ない、、くらい。
ま、何にせよ、
悲しいコトですが、大往生は立派でした。
貴女がいたから、私がいるし、可愛いチビがいる。ありがとうございました。
と、親父、お疲れさん。