◆プロモーションプランナー
大阪にある創業120周年を超えた調味料屋さんがある。
先日、そこの企画部さんからの依頼で、製品の顔であるラベルをリニューアルするので、そのローンチの企画をお願いしますとの連絡があり、オリエン受けてきた。
残念ながら、この時点てラベルのデザインの受注はなくなったことになる。
で、そのラベルは実は、マイナーチェンジてあり、同じJANコードのため、メーカーから流通へおろすタイミングは決めているものの、消費者が目にするタイミングは、店舗の在庫状況に依存する。
調味料なので、頻繁に使うことはない。
しかも、『砂塩酢醤噌』に入ってないので、使用する料理がほぼ決まっており、家庭で年間2本か1本ではないだろーか。
そんな調味料なので、店舗の棚で順次切り替え、、、は、インパクト小さいなー。
そこを、ローンチと称し、リニューアル祭りにどう仕上げていくのか??
などと、思考しある程度の道筋を作り、キービを作り方針構築し、構成してあとはクリエイティブに反映するのみ、、、の所で、客先から、クローズドキャンペーンになりそうなので、そのプランを持ってきて欲しい、、となった。
???
全く考えてなかったわけではないが、キャンペーンは手法なので、ここだけ切り取っても、、、消費者置いてけぼりの考えで、正直、萎えました。
ただ、落ち込んでてもしょうがなく、私に力があれば、事前に打診されるくらいの影響力はあったのに、力がないから振り回される。とポジティブに持って行き、プランしました。
前段には事前に考えていた、ローンチを持ってきて、その初期手法で購買を煽るコトとしての、クローズドキャンペーンを組んだ。
いざ、プレゼンへ。
プレゼン当日、客から電話があり、急遽 社用で面談時間がなくなり、資料だけ欲しい、、、と、連絡があった。
もー、この会社、ダメだ。
やる気ないのかな??他社案が出たのか??など、勘ぐったり、受け答えした営業を叱責しても、状況は変わらないので、、再度、「企画は生き物であり、プレゼンするコトで納品したい」旨を伝え、10分でも時間を作って欲しいと懇願した。
先方からは、就業時間後になるが、18時からのアポをもらった。
『終わらす』ことは、簡単なので、この企画に費やした時間を無駄にしたくないと思い、一度あって、説明し、こちらの誠意を出した上で終わらそうと考えた。
18時 5ふんまえに、伺ったが、担当は外出中というコトでしたが、アポイント入れているので、待たせて欲しいと受付に依頼し、打ち合わせ室で待たせていただいた。
すると、コンコンとノックがあり、いよいよか、、と思って顔上げたら、前企画部長でおり現在は役定し総務部の方が、「業務終了後に来ても困る。非常識だ。正規扉を閉めるので、とっとと支度して出直して来い。」と言ってきた。
『呼んどいて、、、こんな会社か、、、』と内心思い、「では、担当の携帯に電話し、この旨伝え、帰りましょうか。」と、営業に言い、席を立とうとした時に、バタバタを走る音が聞こえ、ご担当が現れた。
おおーー。
本当に外出していて、我々を呼んだことも覚えていて、急いで駆けつけたのがわかりました。
のんか、見直しました。
マイナスからの評価だからかな、、、
その後は、私のフィールドに雰囲気を変え、談笑しながら リラックスしながらプレゼンでき、
良い時間になりました。
ただ、ラベルのデザインもまだ決まってなく、最終案かわ覆る可能性が出てきた、、など、社内の統制がとれてなく、振り回されているとのコトでした。
ということは、こんなに好評なプランも、期待できないなーと。
ま、世の中、そんなものなのかな。
ただ、この企画を、もっと楽しく、よりワクワクさせる、オモシロイ企画であれば、価値観を変えられ、その依存型も変わると思う。
まだまだまだ修行中であり、常識の枠を超えてないんだなと、実感しました。
『常識』捨てちゃう??